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[00:00.000] 作词 : 中瀬ミル[00:00.681] 作曲 : 中瀬ミル[00:01.362] 编曲 : 中瀬ミル[00:02.045]振り返ると嘘が付けなかった[00:03.910]アルバムは明日のごみに並んだ[00:05.867]春も夏も青く澄んだ群青も[00:07.854]僕には合わなかった[00:09.708]頼りなく筆を動かしていた[00:11.612]反吐が出るほどの嘘が並んだ[00:13.414]いつか君が僕を嗤う日が怖かった[00:16.222]そう思った[00:18.197]こうも思うんだ[00:19.378]このまま横目で季節を追って[00:21.234]いくつか歳を重ねてしまって[00:23.178]君が好きだった音楽が止んだ[00:25.126]27の前の日に[00:26.843]初めの朝が来なければ良いと[00:28.918]僕が君にとってその全てと[00:30.776]肩を並べられる術はきっと[00:32.652]それしか残ってないし[00:34.498]こうして僕が垂れた稚拙な[00:36.651]後悔や答えが巡り巡って[00:38.467]君に届いてしまったらって[00:40.248]思うと怖くてたまらないんだ[00:42.265]ああ、僕はここでどんなふうにいればいい[00:49.119]こんな歌詞ばっか残ってしまったらさ[00:53.365]君と笑ってる僕の全てなんて[00:55.591]嘘になるなって[00:57.598]何回、何十回描いたけど[01:01.115]君が好んだ綺麗な詩も季節も似合わなかった[01:05.688][01:20.768]君に言わないとと思っていた[01:22.731]少し話が噛み合わないんだ[01:24.548]それでも君はあの頃はなんて[01:26.442]笑って話すからさ[01:28.195]合う相槌を考えていた[01:30.332]反吐が出るほどの嘘が並んだ[01:32.300]それでも君の声が弾んでいくと[01:34.146]頬が緩んでいくんだ[01:35.963]君の前では笑ってたいんだ[01:37.990]君に僕をそう残したいんだ[01:39.913]どれだけ何か失ったって[01:41.758]結末だけを見せたいんだ[01:43.689]ああ僕はここで何がしたかった？[01:50.475]君に差し出した手が痛々しいのが[01:54.908]最悪で不甲斐なくて情けなくて隠していた[01:58.714]救いたいとかそんなんじゃなくてさ[02:02.533]ただただこんな歌に共感なんてしないで[02:05.778]いてほしい[02:07.506]人の目も[02:09.543]人の手も[02:11.475]見れないまんま[02:13.554]ひとりきりが[02:15.558]都合のいい[02:17.275]くだらない僕の生き方を[02:21.062]壊してほしい[02:23.060]行かないでほしい[02:24.683]他愛ない話何でもいい[02:28.753]だからほら、君だけは[02:37.342]見えるもの全てがほら[02:41.356]思い出に紐付く街を[02:45.162]ひとりきりで歩くから[02:48.906]要らないことも気付いていく[02:52.777]こうして見れば僕はさ[02:56.960]僕のためだけに君の[03:00.393]隣に立って歩いていたって[03:04.345]思えてしまって仕方ないんだ[03:09.096]こんな歌詞ばっか残って残って残って[03:13.795]残ってしまったな[03:16.969]君と笑って笑って笑って[03:20.670]笑って笑っていたんだっけな[03:25.636]全部、なあ全部、嘘に思えて[03:29.175]仕方ないんだけど[03:33.323]何度も何度も何度も考えてさ[03:40.026]季節は巡った[03:40.944]振り返ると嘘が付けなかった[03:42.780]アルバムは明日のごみに並んだ[03:44.748]春も夏も青く澄んだ群青も[03:46.807]やっぱり合わなかった[03:48.534]便りなく筆を動かしていた[03:50.500]本当のことばかりが並んだ[03:52.389]ついに君が僕を嗤う日はこなかった[03:56.245]どこで何をしているんだろうか[03:58.177]知らない街で泣いてるといいな[04:00.105]それでも君は溶け込んできっと[04:02.037]上手くやれてんだろうな[04:04.024]僕も少しだけ変わったんだよ[04:05.869]本当にひとりきりになったよ[04:07.821]これを君が聞いていっそ[04:09.743]笑ってくれたらいいな[04:12.442]そう思ったんだ。