天才になれなかった私 - Nagisalad.lrc

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[00:00.00] 作词 : ichi
[00:01.00] 作曲 : ichi
[00:08.57]壁に張り付いた時間は
[00:12.72]古いポスターのように剥がれかけている
[00:18.23]足元には乾いた絵の具のかけら
[00:24.43]それは私の昨日の残骸
[00:29.63]けれど指先は炎のように熱く動く
[00:38.23]誰にも聞こえない悲鳴を隠すように
[00:46.63]筆先が紙を傷つける音だけが響く
[00:54.43]線と色は滲んで不完全な地図になる
[01:03.43]だけどその迷路の奥に確かに燃えるものがある
[01:18.53]余った紅茶は錆びた涙みたいに渋い
[01:26.53]影の黒が伸び私は飲み込まれる
[01:34.93]剥がれた絵の具は降り積もる粉雪
[01:43.23]その上を歩く足音は叫び声のよう
[01:51.63]空腹も寒さもこの絵の具の渦に溶けていく
[02:00.43]この世界で唯一無二の嵐を描く
[02:09.13]それが誰の目にも映らなくても
[02:17.63]私はその嵐の中心で燃え尽きるだけ
[02:26.43]窓の外の朝焼けは冷たく輝くガラスの刃
[02:35.73]その光に裂かれながらも
[02:41.23]私のキャンバスにはまだ空白が待つ
[02:49.43]絵の具の滲みが手を汚す度に
[02:56.53]私自身が絵になっていく
文本歌词
作词 : ichi
作曲 : ichi
壁に張り付いた時間は
古いポスターのように剥がれかけている
足元には乾いた絵の具のかけら
それは私の昨日の残骸
けれど指先は炎のように熱く動く
誰にも聞こえない悲鳴を隠すように
筆先が紙を傷つける音だけが響く
線と色は滲んで不完全な地図になる
だけどその迷路の奥に確かに燃えるものがある
余った紅茶は錆びた涙みたいに渋い
影の黒が伸び私は飲み込まれる
剥がれた絵の具は降り積もる粉雪
その上を歩く足音は叫び声のよう
空腹も寒さもこの絵の具の渦に溶けていく
この世界で唯一無二の嵐を描く
それが誰の目にも映らなくても
私はその嵐の中心で燃え尽きるだけ
窓の外の朝焼けは冷たく輝くガラスの刃
その光に裂かれながらも
私のキャンバスにはまだ空白が待つ
絵の具の滲みが手を汚す度に
私自身が絵になっていく